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牛飼いの結婚



vol.00405 感謝と愛と素直と喜びと幸せ これはすべて同じこと

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先週の日曜日函館にて。雪が散らついていました

素直になりたい
素直でいたい
透明な心でありたい

神様にお祈りするのは
捻くれた私の心を
真っ直ぐにして下さいと
この頃はずっと願っています

今のNHKの朝ドラの
最初の頃の放送話で
登場する靴屋さんのセリフがあります

貧しい女中の娘がお金持ちの娘に
一緒に仕事をしようと誘われ
「私なんかが一緒で迷惑じゃないの…」
と葛藤していたところ
靴屋の亭主が
「お嬢さん 物事は真っ直ぐに見るものですよ」
と優しく伝えます

このセリフがとても好きになりました
それからドラマは観ていませんが
(テレビが故障したので)
ありのまま
ありのまま
素直に…純粋に…という言葉は
頻繁に私の心に響いています

純粋な者というのは
愛に満たされた者なのですって
愛に満たされると
余計なものが必要なくなり
愛となり透明な心のままにある状態になる

毎日 どうしてあの時
素直に「はい」って言わなかったの
どうして今ただ「ありがとう」って言わずに
余計なことを言ったかな
あの時 感じたのにまた無視して我を通した
素直にやめない、言いわけばっかり
意地悪な考え、意地悪な言葉
得するのはどっち?って考え…
どうしてあれこれ付け加えて
もっともっとってなっちゃうの…

そのまま素直に
まっすぐに
そのまま素直に
ものを見ると
それは
それ以上でも
それ以下でもなくなて
あるまま
ありのままになるのですよね

ただそこにあって
それだけで完全

だけど蛇足という言葉があるように
味付けも
人間関係も
会話も
自分のことも
何でも付け足そうとしてしまう

このもっともっと病は
私の一つの病気です
これを私はもうやめなくっちゃ

海を見て素直に感動する
友人に会えたことが素直に嬉しい
お料理できる喜び
ふかふかのお布団で息子と眠れる幸せ
朝お日様が照ることの有り難さ
主人が居てくれることの幸せ

感謝と愛と素直と喜びと幸せ
これ すべて同じことなのですね

まっ透明な風のように
まっ透明な水のように
あぁそんな透明な人になりたい
# by Prema_milk | 2017-03-15 17:59

vol.00404 自分の中のいちばんの愛を生きたか

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いまの自分以上に
自分のことをよく見せようって
いつからするように
なっちゃったのかなと考えていました

最も純粋な心でものが書きたいし
ありのままの自分で生きたいと
そう思うのですが
何処かで装う自分が抜けません

だけどそれも
私なりに自分を守ってきたものなのかな
それさえも愛せたら幸せですね

言葉を書くとき
毎回全身に尋ねながら
選んで自分の反応をみています

心地よければ続けるし
違うなぁと思ったらやめる
でももっともっと
透明で愛だけが表せられたら
どんなにいいかな

私はずっと形にこだわってきたのだなぁと
先日のハイジの死をきっかけに
気づきました

牛たちの幸せを願うあまり
牛たちの生に執着し過ぎた
まるで私はずっとずっと
この人生を生き続けるみたいな立場で
彼女たちのいのちを見ていたのかもしれません

私もゴールまでの今は途中であり
すべての生命にとって
人生は途中の体験の中

そのいまの人生がより
素晴らしいものであるように
そのためのお手伝いをするのが
私の役割でした

ハイジは立派に
人生を生き そして果たしたのだと
その素晴らしい生き様に
今は心から尊敬の思いで
彼女にありがとうが言えます

これから私は
牛たちとの関係を変えていけそうです
生に執着するのではなく
いかに成長して生きるか
互いに
最も善い自分を引き出して
人生を生きること…

家畜動物というのは
それも彼らの選択です
私もこの人生を選んだように
彼女たちもこの人生を選んで生まれた
だから私が彼女たちの境遇を
悲しんだりするのは違うのだと
今回教わりました

それを決めることも
導くことも神様の役割

私は私に出来る
最高のことを
私も私の人生をかけて
専念するのみだと
気付かされました

牧場の未来も
私は形にこだわり過ぎていました
形ではなく
愛を深め高めるだけ
むしろ愛だけになればいい

自分に正直に
これは誰にも見えないものですから…
私は今日
自分の中のいちばんの愛を生きたか
これがこれからの私のすべてです

あるままのいまのすべてが
私のすべてなのだと思います

それ以上に出すとか
それ以上だから良いとか
なにかいつもそのように考えて
生きてきました

今はこの北海道の大地に生き
自然のありのままの姿に
すべてのすべては
溢れるほど溢れていることや
毎日毎日
心からの笑顔で
幸せそのままの息子を見ながら
自分の心が洗われ広がっています

# by Prema_milk | 2017-03-14 20:10

vol.00403 ハッピーホーリー祭り

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親友のFacebookの投稿より

Happy Holi!!
今日はヒンドゥー教の春の訪れを祝うホーリー祭りです。色とりどりのカラーパウダーや色水をかけあって春を祝います。春の喜びが届きますように!


始まりは何度あっても嬉しいですね!
美しいラナンキュラスの黄色に
希望を感じ
彼女の許可を得て
私のブログにもおすそ分け016.gif
# by Prema_milk | 2017-03-13 20:58

vol.00402 ハイジとのお別れがきました

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今日でハイジとお別れです
乳房炎が治らなくなり
苦渋の末の決断

ハイジには
あまりにも思い出があり
ハイジという肝っ玉の大きな
ベテランさんを失うことは
精神的にも深い痛みです

様々な性格の子たちと接してきましたが
ハイジはいわゆる牛のプロ
自分の役割を果たし
放牧酪農を楽しみ
与えられた環境のなかで
100パーセント自分を生きている
これが私のハイジの印象です

赤いエネルギッシュなオーラで
生命力に満ち豪快で
そして
とっても愛情深くて
優しい子でした

ハイジの居なくなる牧場は
本当に寂しい

春になると
「早く外に出せー」と
搾乳の後は
大きな声で鳴くのが恒例で
他の牛もハイジに続いて
モーモー鳴くのでした

主人は
うるせ〜!とか言いながら
ハイジのことを
可愛がっていました

体型は小柄だったので
牛舎の一番狭いスペースが
ハイジに割り当てた場所です
ハイジしか収まらないのですが
窮屈だったでしょうね
それも気にせず
よく食べよく吠え
タフでした

ある日は
せっかちな性格のあまり
放牧の時間になり繋いだ紐を解くと
慌てて駆けだしたので
ハイジは通路で滑ってしまいました
その時股が開脚してしまう
いわゆる股裂という最悪の状態になり
一瞬で動けなくなりました

このような事故が起きると
重さ600キロの体重は
支えられなくなり
大抵の場合は治る見込みがなく
その場で安楽死せざるを得ないのです

主人はチェーンでハイジの身体を引き上げ
腰を吊って持ち上げました
私は「だから走るなって言ったでしょ!」
とハイジを叱りましたが
ハイジもさすがに反省して
私の顔に鼻を付けました
相当痛かったと思います

それから獣医さんを呼び
診てもらうと
まだわからないけど
この離れた脚が戻ればイケるかも
と様子を見ることになり
その後奇跡的に回復したのでした

そのハイジとお別れがくるなんてね
今日はとてもツライ日です

神様ハイジを祝福してください
これまでの働きに
私たちが心から感謝していることを
ハイジがわかってくれますように
最後までハイジが守られ
立派に人生を終えることができますように
あなたがお守りお導きください

ハイジに心からの
敬意を払って

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# by Prema_milk | 2017-03-09 11:43

vol.00401 「大切」を見直してみる〜その時の自分には必要だった〜

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息子はお絵かきをはじめました❤︎

二年ぶりにダウンしていました
辛かったぁ

具合の悪くなる前日
大いに部屋の片付けが捗り
思いきって
たくさんの本を処分する
決断ができました

本には
強く影響を受けたものや
頂いたものなど様々で
結婚を機に一緒に
北海道に持ってきたものが
たくさんありました

これまで大切にしてきたので
これからも本棚に並べて置こう
と思ったのですが
何度か眺めても
みぞおち辺りに重たいものが
かかるのを覚えていて
それでも「いい本だから」と取っていました

でも気づくと
大切にしているからこそ
その本に影響を受け過ぎていて
自分なりの体験を
尊重できなくなっている
自分に気がつきました

著者の経験を
素晴らしいなと思って
とても影響を受け
私もそうなりたいと
その本を眺めるたびに
ワクワクしたり
勇気付けられたりしたので
開かなくても
そこに置いておくことで
自分の方向性や思いの納めどころを
定めていたのです

本はその中身を表す
言葉のバイブレーションに
溢れたものなのですね

でも気づくと
「あれちょっと違う⁇」という
感覚になっていたのです

以前あれほど
夢中になって読んだ本も
今の私には合わなくなっていたのです
驚きでした

というのは
結婚を機にかなりの物は
処分しましたから
これが最終的に私の“考え”を
表す価値観という本たち
だと思っていたからです

服の整理もなかなか難しいものですが
本にこんなに影響を受けていたとは
びっくりでした

だからずっと
片付け対象外だったのですが
ここに来て 私という
アイデンティティを表すものが
思い込みだったのだなと

執着に近い…

本は素晴らしいもので
新しい見解を与えてくれる
力強いものですが
やはり最後まで
その著者の人生なのですね

自分の人生の経験は
自分で創り出すものなのだ
と今回気付かされました

あまりに影響を受けると
自分の人生にも
それと全く同じ展開が起こることが正しく
それ以外の展開は受け付けない
という自分が出来上がっていたのです

いま
私なりの人生の
私なりの表現
私なりの体験
私というものを大事に
思えるようになったからでしょうか
私を取り巻く物にも
敏感になってきたようです

本を処分するのは
その価値が無くなったからするものだと
これまで思っていたのですが

素晴らしい本だから
必要な誰かにまた読んでほしいなと
今回これも初めて思ったもので
ダンボールいっぱいになったので
古本屋さんに出すことにしました


ちなみにこういうとき
主人の魔法の言葉が助けになります
私はお金の使い方への後悔や
捨てる、買うという行為には
迷いや不安が出て
何か最も正しいことを
今決めなくちゃとプレッシャーが
かかる性格なのですね

そこで悶々としていた時に
以前 主人が
「その時には必要だったんだから
いいんじゃない?」
と言ってくれて
それは今でも
何かを判断する助けになっています

その時の自分には
必要だったから買った
その時の自分には
必要無いと感じたから手放した
その時の自分には…

と思うことは
大きな自己愛ですね
自分を尊重できると
清々しい気持ちになり
執着が和らいで消えていきます

その時の自分には
必要だったから買った本たち
ありがとうございます
って心から思えて
手放すことを決めたら

止まっていた流れが
また動き出したように感じます

やはり大切と思っているものって
意外や意外で
これが執着になって
身動きが取れなくなっている
原因かもしれません

一回手放してみるのは
勇気のいることです
たかが物されど物…

だからでしょうか
この片付けの夜から
いきなり具合が悪くなり
頭痛と吐き気で
痛い思いをしました

食事を見直すようにと
こちらもサインです
自分が身体を大切にしていなかったツケが
見事に回ってきて
随分苦しみ 大反省をしましたよ(笑)

私の体験
ご参考になれば嬉しいです
# by Prema_milk | 2017-03-05 15:51


出会った彼は牛飼い。2014年からはじまった北海道での牧場生活の日々をつづります。動物とわたしと家族の物語♡

by Prema_milk